sea moon

道産子女の一人旅。~ときどき2人~

デリー観光 サイクルリキシャーで巡るオールドデリーとインド人たち

 

デリー観光中盤。

 
美しい世界遺産に癒され、
イメージをしていたインドとのギャップに関心。
 
ところが後半は、イメージ通りのザ・インドを体験する事になる。 
 
まずはサイクルリキシャー乗車体験。
 
これがサイクルリキシャー。(2人乗り)
 

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リキシャーとはつまり「人力車」の事。
 
え!?日本語!?
たまたま...??
 
ちなみにこれはオートリキシャー。
 

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こちらは観光用というより、普通に交通手段として利用されている。
 
但し、日本人が安易にのるとトラブルが多い様なので、避けた方が無難。
(目的地じゃない所に連れて行かれたりだとか、ぼったくられたりだとか。)
 
サイクルリキシャーも個人で利用すればトラブルもあるかもだけど、ここは流石ツアー。
 
安心して利用させて頂きました。
 

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最初は、広い道路を車と一緒にびゅんびゅん進む。
 
ここで、インドのクラクションの多さに驚く。
クラクションの音で、隣の人と会話が困難な程。
 
こんなに無闇に鳴らしたら、いざとなった時に意味を成さないのでは...?
と思うけど、そこは私にはわからないインド人同士の秩序があるのかもしれない。
 
車道を走っているので、すぐ隣を車がスピードも落とさずに通り過ぎて行く。
かなり恐怖。。。
 
ぶつからないのが不思議だ。
 
やっぱり、インド人同士の秩序があるに違いない。
...と、信じたい。
 
リキシャーはやがて、狭い小道に入って行く。
 

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ここはオールドデリー
 
首都はニューデリーで、ここは旧首都。
 
日本の旧首都は、京都だったり奈良だったり、とても風情があるけれど。
 
ここは、まさに混沌とした世界。
 
イメージ通りの、ザ・インド。
 
小道に入った瞬間、雰囲気ががらりと変わる。
独特の臭いが強すぎて、思わず顔をしかめる。
 
空気が悪いのか、辺りが霞んでいる。 
 
先ほどまでの、のどかさを微塵も感じさせない独特な世界。
本当に同じ国!?
 

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遠くにモスクが見える。

リキシャーのおじさんが、何やら説明してくれる。
 
ヒンディー語だから、全然わからないけど、
一生懸命伝えようとしてくれるのが何だか嬉しい。
 

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一旦リキシャーを降りて、
おじさんと3人で記念写真をパシャリ。
 
これで終わりかな?
...と思ったけど、まだまだ続くみたい。
 
結構長時間のリキシャー体験。
 
冷や冷やドキドキ、とってもスリリングで刺激的で。
 
凄く楽しかった!!
 
ありがとう、おじさん♡
 
そしてリキシャーは、一軒のお店の前でようやく止まる。
 

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ここは政府が運営している(らしい)お土産屋さん。
 
中には、布製品や、置き物などのお土産が売られている。
「気軽に買える雑貨店」という感じではないお店。
 
インド人が一人、私たち2人についてくる。
一生懸命説明してくれるけど、特に欲しい物がない2人。
 
...とここでM子が気付く。
 
「これ、担当制じゃない!?笑」
 
同じツアーのメンバーは、私たちを含めて8名5組。(一人旅が2名なので)
周りを見渡すと、それぞれに担当してインド人が付いて回っている。
 
これじゃあ、「興味ないよ」って振り切れないなぁ。。。笑
 
どうしようかと思っていたら、
 
チャイ飲む??...と担当さん。
 
「チャイ飲んだからって、何か買わなければいけないわけではないよ。」
 
「お金もフリーだよ。」
 
と言うので遠慮なく頂く事に。
 
チャイとは、インドなどで飲まれている、ミルクを入れた紅茶。
2回は煮出しているので、お腹も壊さないはず。(多分)
 
初めて飲むチャイ。
 
これが美味しい!
 
美味しいよ~♪
 
と伝えると、喜んでお代わりをくれた。
 
ちなみに、ヒンディー語で「美味しい」は「アチャー」。
 
日本でアチャーって言うと、何だか失敗したみたいなニュアンスだけど、インドでは褒め言葉。
 
他の人は、猛烈な接客に負けて小物などを買っていた。
 
私たちは、チャイを二杯も飲んだのに、何も買わず。
何だか申し訳ないけど、欲しくない物を買うわけにもいかないしね。。。
 
それにしても、他の国に比べてインド人の接客は猛烈。
 
普段以上に財布の紐がきつくなる。
これじゃ逆効果じゃないかなと思うんだけど。
 
もう少し緩かったら、チャイもご馳走になったし、何か買おうかな!って言う気にもなると思うのに。
 
 
お土産屋さんから解放された私たちは、
しばし車内観光を楽しむ。
 
これはデリー門
 

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「え!?小さくない!?笑」
...とざわつく車内。
 
「インド門じゃなくて、デリー門だよ~」
...とガイドのLさん。
 
そっか、デリー門か。笑
 
 
そしてこちらがインド門
 

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遠いけど、デリー門よりは断然大きい。
 
ロータリーでは、インド人達がくつろいでいる。
 

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気持ち良さそう。
 
物乞いや客引きがいないスペースだと、凄くのどかなインド。
観光地の激しい感じが苦手な人は、少し違った場所に行けばインドが好きになるかも。
 
 
この後、大統領官邸や国会議事堂などを車内から見物して、ようやくお昼ご飯。
 
午前中は色々な事があったな~。
 
朝ごはんをあまり食べていないので、凄く空腹。
 

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ここではタンドリーチキンを頂きました。

 

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タンドリーチキンと、細長いのがマトン(羊肉)を練ったもの。
 
タンドリーチキンが凄く美味しい。
他のメンバーも絶賛だったんだけど、これが凄く辛い。
 
辛さと戦いながらの食事。
 
この他にも、お皿に辛いものが次々と載って行きます。
あとはインド定番のカレーとナン。
 
これは付け合わせ。
 

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らっきょう??
 
いいえ、これは玉ねぎです。
 
これを食べると、不思議と辛さが緩和される。
 
赤い液がかかっている方がいい。
白いのを選ぶと、もろ玉ねぎの味がして涙が出るから。
 
最後に、デザートのアイスとチャイ。
 

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辛さに耐えた舌に、このアイスはとても美味しい。
もちろん、チャイも美味しい。
 
*ちなみに、インドのカレーといえばラッシーだけど、
ここのラッシーは水っぽくてあまり美味しくなかった。
(400円もするのに...!)
ラッシー好きだから、少し残念。
 
だけど、チキンとカレーとアイスとチャイは美味しかった!

アチャー!
ご馳走様でした♡
 
そして、ここからは長い長い移動。
 
次の目的地、「ジャイプール」という町まで、約5時間の道のり。
 
ちなみに、ジャイプールの様に
「~プール」と付く地名の町は、ヒンドゥー教の町。
 
「~バード」と付く地名の町は、イスラム教の町。
 
Lさんに教えてもらった。
 

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デリーの町から離れると、一気に景色が変わる。
 
どこまでも続く田園風景が美しい。
辺り一面が真っ黄色な、菜の花の畑も時折現れる。
 
道路は、どこまでも真っ直ぐ続いている。
 

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途中で、検問所の様なところに差し掛かる。
日本の高速道路のICの様なところ。
 
車が溜まってざわついて来たからか、
眠っていた車内が目を覚ましだす
 
Lさん「ここはパキスタンとの国境です!」
 
みんな「え!?本当に!?」
 
寝起きでボーっとしていたからか、一瞬だまされる。
だけど、デリーからパキスタンはあまりにも遠い事にすぐに気が付く。
 
Lさん「ごめんごめん。州境だよ。ここからラージャスターン州だ。」
 
インドでは、州の境目で州税を払うみたい。
 
Lさんが
「パキスタンに行ってみたい?」
と尋ねる。
 
私が
「行ってみたい。行ったことある?」
と答える。
 
そうしたら、
「パキスタンは嫌いだ。インド人はみんなそうだよ。」
って。
 
私は、「どうして?」とは聞けなかった。
こういう時、どこまで聞いていいのか考えてしまう
 
気になったので、帰国してから調べてみた。
 
インドとパキスタンは元々は一つの国で、
現在パキスタンがある地域にイスラム教徒が多かった事から分離したそうだ。
宗教対立を防ぐために。
 
パキスタンに住むヒンドゥー教徒、インドに住むイスラム教徒はますます国内の少数派になり、移動したり、その際に小競り合いになったりした。
 
現在の国境付近に住む人は特に、自分の宗教とは違った方の国に割り当てられてしまった。
だから、この独立がかえって両者の関係を不穏にさせてしまったと
 
少し違うかもしれないけれど、大まかにはこんな感じ
 
もう少し、訪問国の事を調べてから旅行するべきだったと反省。
 
他のお客さんが、
「じゃあインド人はどこに旅行に行くの?」
と聞いてくれた事により、すぐに車内に明るさが戻った。
 
ちなみに答えは、
日本、中国、オーストラリア、ヨーロッパのA国。
(A国は、国名忘れてしまった...)
 
そうこうしている間に、バスは休憩所に到着。
 

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モーテルに併設されているトイレ。
中で手を洗うと、待機している女性が紙を差し出してくれる。
 
私は自分のハンカチで拭きたかったので断る。
 
どうやら、紙を差し出す事でチップをもらいたい様だ。
 
インドでは、
「チップだけを収入源にしているのかな」
と思える行動をしている人によく出くわす。
 
私は、チップは「正規料金にプラスで払いたい時の心付け」だと思っていたのだけれど。
 
それに、サービスとしては特に有難くもない内容。
ここでチップを払うとしたら、それは嬉しかったからではなくて、憐みの気持ちからになる場合が多いのではと思う。
 
(ハンカチ持ってなくて、本当に助かった!って場合も当然あるとは思うけど。)
 
チップや物乞いへの対応は賛否両論あるけれど、
 
自分の中での正解を考えるのは難しい
 
今後の課題。
 
ここは、隣に一軒カフェがあるだけの静かなところ。
 

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インドは、町から離れるだけで雰囲気がガラっと変わる。
 
デリーで声を掛けてくる人は、ほぼお金目当てだと思って対応しているけど、
ここでは、通りすがりにただただ手を振って去っていくだけの人がいる。
そんな一瞬の交流に心が火照る。
 
犬も静かに、行き交う車を見つめている。
 

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そんなほのぼのとした休憩も終わり、またバスで移動。
 
まだ半分くらいしか経っていない。
 
バスから見えた夕日がとてもキレイだった。
びっくりするほどキレイなまん丸の、オレンジ色の火の玉。。
 
それがインドの平原の奥に消えようとしている。。
 
夕暮れは毎日起こる出来事なのに、どうして感動する夕日は稀なんだろう。
 
車が速すぎて写真は撮れなかったけど、しっかりとこの目に焼き付いている。。
 
どれくらい速かったかというと、警察に掴まって罰金を払うくらい。
(びっくりしたっ!)
 
そして、辺りがすっかり暗くなった頃、「ジャイプール」に到着。。
 
お腹がすいたけど、まずはお決まりの宝石屋さんへ。
 
宝石を加工する職場を見学。
 

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インドでは、ダイヤモンドなどの宝石が沢山取れるらしい。
 
宝石には全く詳しくないけど、
何となく、インド大陸には宝石が沢山眠っていそうなイメージ。
 
見学の後は宝石売り場で接客を受ける。
 
昼間の政府のお土産屋さんではチャイをご馳走になったけど、ここではジュースを瓶ごと一本頂いた。
 
だけど宝石は買わないよ、ごめんね。
 
ここでは熱意に負けて買う人は誰もいなかった。
流石に、安いとは言っても万単位の買い物だからね。
 
この後、とあるホテルで占い師と待ち合わせ。
Lさんが良く利用している占い師がいて、旅のメンバーの中に占いに興味がある人がいたから会うことになっていた。
 
占いが終わるのを待つ間、暇だったのでホテルの裏庭で人形使いのインド人とおしゃべり。
なんと人形劇を見せてくれると言う。
 
フリーだよ!
 
というのでお言葉に甘える。
 

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これがなかなか面白い
 
太鼓の音と笛の音と歌声に合わせて、
人形が操り人形の様に動き回る。
 

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後ろから糸か何かで操っている様だ。
 
華麗に踊る人形。
頭がもげたり、かつらが外れたりする演出もある。
 
5セットくらい見せてくれた。
 
ちなみにこの人形、舞台の前に並べてあって、2つで50ルピー(1,000円)で購入できる。
 
この人形はあまり欲しくないけど、一緒に売っている、布で作った動物の人形はなかなか可愛い。
 
私とM子と、もう一人女の子と3人で見ていて、その女の子がゾウとラクダの人形を買っていた。
 
占いも終わり、それぞれのホテルへ。
 
本日のホテルは、
「HOTEL LIBRA(リブラ)」
 
客室はとてもキレイで、ベッドも大き目。
水周りも〇
 
バスタブはなくて、シャワーだけ。
シャワーブースと洗面所との段差が小さすぎて、お湯がはみ出るのが少し残念。
 

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夕食はホテルで、ビュッフェスタイル。
 

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まだ初日なのに、
凄く刺激的で楽しい一日だった。
 
インドが好きになった。
 
 
 
明日も楽しみだ!
 
ダンニャワード